さまざまな春
至る所に咲いている桜の街を見ていると、桜に心惹かれるのはもう日本人のDNAになっているのではないかと・・・
花びらが舞ってやがて去りゆく季節を感じながら、悲しき春嬉しき春を思い出しておりました。
2月6日 30年来の英語仲間の大先輩北野逸子さんが18年の闘病の末、ご逝去されました。英語への情熱は亡くなる3か月前まで消えず、12月まではともにページを開きました。いつも明るく強く、前向きな北野さんは最後まで強靭な精神力で英語に向き合い、私たちは多くのことを学びました。昨年秋に出版された『ラフカディオ・ハーンの英語クラス』(弦書房)のトランスクリプションのお手伝いが、共に向かい合った最後の仕事となり、79歳の生涯を静かに閉じました。
2月11日神戸ポートピアで開かれた学会で、仙台からいらしていた土屋誉先生に40年ぶり?に再会しました。高校時代、3年間数学を教えていただき担任でもあった恩師土屋文夫先生の息子さんです・・。10年前に亡くなられ、私にも父のような存在だった先生のお父様の思い出を語り合いました。(あの頃誉先生は高校1年生、私は大学生3年生でした)仙台で病院長としてご活躍の先生はこの日は司会をなさっていました。先生の生家は中山道芦田宿の本陣です。皇女和宮様がお泊りになり、そのお家は文化財となって今も見学できます。
3月21日 信州佐久 中仙道茂田井宿武重本家酒造の蔵出し(酒蔵開放・見学会)毎年春分の日に行われるわが故郷の行事。今年は3年ぶりに富山から訪問。天気もよく、1500人くらいが新酒の利き酒を楽しみにやって来ました。
旧中山道沿いの酒蔵 この建物は県の重要文化財
昔の酒造りの道具
新酒の利き酒 お酒好きの人にはたまらない
4年前に東京から訪れた従兄弟はそれ以来この「春花見」を毎年注文してるとか
こちらは販売コーナー
「御園竹(みそのたけ)」と「牧水」が主要銘柄。近年は「二十六(どぶろく)」の生産も。どぶろくは昔なつかしいお酒。蔵出しの日だけ売られる現物、あっと言う間に売り切れるので、ついに今年は2本ゲットできた。日持ちは2週間なので普段は秋から冬に注文でのみ受け付ける。
今の当主の武重有正さんは第16代目で東大工学部出身の工学博士。酒蔵を継ぐ前は東京でIT産業を立ち上げて従事していました。
大正~昭和に、酒好きの歌人若山牧水がよくこの酒蔵に逗留していた。そこでここの銘柄を詠んだ短歌3首の碑が・・・・ その1首
よき酒と ひとのいふなる御園竹われもけふ飲みつよしと思へり
明治元年の創業より数々の賞に輝く。
広い敷地内はさながらお祭りのよう
吟醸酒粕ゼリーや甘酒、抹茶のお休み処、手打ちそばなどのコーナー を楽しみ、この上り坂を歩いて帰りました。 10年前、山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』のオープンセットがこの広大な敷地の一部に建てられ真田広之や宮沢りえの撮影が行われました。
茂田井は蓼科山の清い水とその水のお米のお蔭で、もう1つすぐ近くに大澤酒造という酒蔵があります。この白壁の街並みを訪れ、感動で震えたという富山の知識人がおりました。
3月27日(金)夜、今春最大のイベント、「エンジン01(ゼロワン)」のオープニングセレモニーがオーバードホールで行われました。 法事と重なったため、唯一このチケットだけ手に入り、参加することができました。 正式にはエンジン01文化戦略会議オープンカレッジin 富山。遅れて入ったオーバードホールの舞台にびっくり、オペラ歌手の中丸未千絵さんとバックのコーラスは・・・なんと富山の各学校の高校生だったんです。マントを脱ぐと制服姿。
シンポジウム「新幹線は富山を幸せにするか」は、石井知事、森市長、遠藤富大学長、本木克弘映画監督、大会委員長奥田瑛二、そして立川志の輔さん。司会は露木茂さん。
富山出身のご存じ本木さん
今日のシンポジウムを最も盛り上げたのは 今や富山の誇り志の輔さんでした。彼の話術と見識とユーモアには本当にあらためて感嘆。
富山大会のテーマはこれ「女はつよいよ 男はつらいよ」
エンジン01・・・ 2015年度のこの富山大会は、主に富山大学キャンパスを会場に国内一流の講師が集まり、150もの講座が開かれ3日間で動員数2万人とか。う~~ん、参加できなくて残念。
3月28日 義父の一周忌・納骨の法要が行われました。生前 写真やパソコン、家庭菜園、ショッピングなど90歳を過ぎても前向きに趣味を楽しんだお父さんを偲びました。
4月4日 映画「日本と原発」監督・監督・河合弘之(弁護士) 富山の上映会 富山駅北口のサンフォルテ。 赤いセーターの河合氏はかなりダンディな方でした
ボードに書いて教室の授業のようにわかりやすいお話
映画を観るまで、有名な河合弁護士を知りませんでした。
強い信念のもと、この映画をご自分で制作し出演されていますが、重いテーマにも拘わらず、明るく爽やかで気さくなお人柄が、この映画の信頼性と彼の並々ならぬ思いを静かに強く浸透させてくれました。
映画の流れが一般人にわかりやすく、上から目線でなく、河合さんの説明共々理論的に納得いく素晴らしい説明でした。 原発反対への思いを新たに(堅固に)しました。 この映画を紹介してくださった義妹R子さんに感謝です。河合弁護士は令子さんのお兄様の中学高校大学の先輩、お兄様も同じ弁護士事務所で働いています。



























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