『山本五十六』を観ました
Oさんの年賀状に、「『山本五十六』見て来ました、良かったです」とあり、あ、そんな映画やっているのか、と知り、やがてfacebookにCさんが写真入りで載せたのを見て、じゃ、私も行ってみようーっと、いう気になっていた。(Oさん、Cさんは40代後半の男の英語の先生たち)
[Cさんのfacebook 投稿記事より]以前から気になっていた映画、「山本五十六」を見てきた。映画ばかり見ているわけではないが、ここ5年では邦画洋画問わずに文句なくナンバー1である素晴らしい出来栄えであった。主人公の動じない姿勢を役所広司が演じ、押し殺した見事な演技であった。わき役も好演が光っていた。香川は憎まれ役をまた見事に演じ、当時の世相を上手に描いていた。長岡高校出身の友人がよく自慢していた山本五十六、その理由がよくわかった。その生きざまは、時代を超えて今の混迷する日本にメッセージを届けてくれる。詳しい内容は書きませんので、皆様、ぜひ見てきてください。

何と、その名前はよく知っていたにもかかわらず、私の山本五十六への知識はほとんどゼロだということに気がついた。 え? 戦争の英雄だと思ったけど、日露戦争だったかしら?日清戦争?? ふ~ん、太平洋戦争だったのか・・。 という情けないレベル。 歴史上、何故彼の名まえだけが私の頭にまでインプットされているほど有名なのか、当然 知るはずもなく・・・、きっと戦争で活躍し大きな手柄を立てた(敵国をやっつけ)戦争の英雄なんだろう、そういえば彼の名は、もう既に亡くなった祖父母や、父母の口から聞いていたように思うから。
というわけで、東映「聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-」を観た。
試験前の授業(補講)も終わって、ちょっぴり心も解放、急遽決心して、TOHOCINEMA へ雪の中をくぐって駆けつけた(2/2 木)。 普通だったら私が行くような映画ではないと思うが、Oさん、Kさんという身近な人たちが感動したこと、男の人の感動は女とは違うところがあるが、それも関心があったので、「感動」と聞くと何でも共有したくなる今日このごろ。
「誰よりも、開戦に反対した男がいた」 ??
最後、彼がニューギニアの前線視察の機上で、視察を暗号解読で事前にキャッチしたアメリカ陸軍航空隊の銃撃によって戦死した時は衝撃的で、唖然とし震撼した。こんな風に死んだ人だったのか。連合艦隊司令長官が自らこんな前線に赴いていて敵軍に直接やられるなんて・・・。
窓から受けた銃弾で後ろの部下も、彼もすでに死んでいる・・ 戦闘機はこのあとジャングルへ墜落して行った
この映画を観ている最中から、私は思っていた。「これは、反戦の映画だ・・・!」と。 だって、こんなにも敬愛すべき司令長官がいて、こんなにも日米開戦を危惧し、ヨーロッパも含めて、日本を、世界を、戦争から守ろうとしている。それなのに、当時のおおかたの日本のリーダー達は、理論的根拠も無く「神風」を妄信し、日本や自分のメンツのために戦争への道へ引き込まれて行く・・・。市中の罪もない平和な家族や友人との愛が、戦争によって引き裂かれ、大切な命が次々と奪われていった。 愚かだった日本、愚かだった政治家や軍人達。こんな時代は二度と繰り返してはならない・・・と映画を観ながら心に叫んでいた。
ところで、後で見たポスターに書いてある「誰よりも、開戦に反対した男がいた」とはどういうこと?連合艦隊司令長官として、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦などを指揮して有名な彼と矛盾するではないか。
山本五十六役の役所広司
実際の山本五十六(1884明治17~1943昭和18)
山本五十六は明治17年、新潟県の長岡に長岡藩士の六男として生まれ、日露戦争中の明治37年、海軍兵学校を卒業、日本海海戦に参加。その後、軍人として順調に出世、大正2年~5年に海軍大学校に在学し、大正8年から2年間アメリカのハーバード大学に留学する。米国の油田や自動車産業、飛行機産業に強い印象を受けている・・・。
と、経歴を簡単にピックアップしたが、彼がアメリカの状況を誰よりも熟知し、大国アメリカとの戦争になったら、日本の国力では勝てるはずもない、国を滅ぼさないためにも、ぜひともこの戦争は回避しなければならない・・・・というのが彼の本意だった。・・・・しかし結局、戦争への道に突き進んで行ってしまった日本。
そしていざ開戦となると、当然日本を守るために、連合艦隊司令長官として敢然と立ち向かって戦争を指揮し、そして敗戦の色濃くなる太平洋戦争半ば、戦場に散った山本五十六。
山本五十六の国葬 昭和18年5月
映画を観たあと、太平洋戦争の史実の上澄みをいろいろ掬ってみると、彼の立場、人となり、業績や判断への評価、死因、など様々な見方があることがわかる。映画『山本五十六』も当時の人々が実名で出てくるところが興味深いが、これはこれで1つの作品としてまとめた『山本五十六』、あまり映画を観ない私だが観て良かった・・!
C先生が、主人公の役所広司は勿論、脇役も全て良かった!と言い切っていたとおり、悲劇?に終わったので一層あとで皆を愛おしく感じる映画だった。
東映の『連合艦隊司令長官山本五十六』公式サイトは読み応えあります。
http://isoroku.jp/
ただし、富山でももう上映は終わってしまいました。(-_-;)
[Cさんのfacebook 投稿記事より]以前から気になっていた映画、「山本五十六」を見てきた。映画ばかり見ているわけではないが、ここ5年では邦画洋画問わずに文句なくナンバー1である素晴らしい出来栄えであった。主人公の動じない姿勢を役所広司が演じ、押し殺した見事な演技であった。わき役も好演が光っていた。香川は憎まれ役をまた見事に演じ、当時の世相を上手に描いていた。長岡高校出身の友人がよく自慢していた山本五十六、その理由がよくわかった。その生きざまは、時代を超えて今の混迷する日本にメッセージを届けてくれる。詳しい内容は書きませんので、皆様、ぜひ見てきてください。

何と、その名前はよく知っていたにもかかわらず、私の山本五十六への知識はほとんどゼロだということに気がついた。 え? 戦争の英雄だと思ったけど、日露戦争だったかしら?日清戦争?? ふ~ん、太平洋戦争だったのか・・。 という情けないレベル。 歴史上、何故彼の名まえだけが私の頭にまでインプットされているほど有名なのか、当然 知るはずもなく・・・、きっと戦争で活躍し大きな手柄を立てた(敵国をやっつけ)戦争の英雄なんだろう、そういえば彼の名は、もう既に亡くなった祖父母や、父母の口から聞いていたように思うから。
というわけで、東映「聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-」を観た。
試験前の授業(補講)も終わって、ちょっぴり心も解放、急遽決心して、TOHOCINEMA へ雪の中をくぐって駆けつけた(2/2 木)。 普通だったら私が行くような映画ではないと思うが、Oさん、Kさんという身近な人たちが感動したこと、男の人の感動は女とは違うところがあるが、それも関心があったので、「感動」と聞くと何でも共有したくなる今日このごろ。
「誰よりも、開戦に反対した男がいた」 ??
最後、彼がニューギニアの前線視察の機上で、視察を暗号解読で事前にキャッチしたアメリカ陸軍航空隊の銃撃によって戦死した時は衝撃的で、唖然とし震撼した。こんな風に死んだ人だったのか。連合艦隊司令長官が自らこんな前線に赴いていて敵軍に直接やられるなんて・・・。
窓から受けた銃弾で後ろの部下も、彼もすでに死んでいる・・ 戦闘機はこのあとジャングルへ墜落して行った
この映画を観ている最中から、私は思っていた。「これは、反戦の映画だ・・・!」と。 だって、こんなにも敬愛すべき司令長官がいて、こんなにも日米開戦を危惧し、ヨーロッパも含めて、日本を、世界を、戦争から守ろうとしている。それなのに、当時のおおかたの日本のリーダー達は、理論的根拠も無く「神風」を妄信し、日本や自分のメンツのために戦争への道へ引き込まれて行く・・・。市中の罪もない平和な家族や友人との愛が、戦争によって引き裂かれ、大切な命が次々と奪われていった。 愚かだった日本、愚かだった政治家や軍人達。こんな時代は二度と繰り返してはならない・・・と映画を観ながら心に叫んでいた。
ところで、後で見たポスターに書いてある「誰よりも、開戦に反対した男がいた」とはどういうこと?連合艦隊司令長官として、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦などを指揮して有名な彼と矛盾するではないか。
山本五十六役の役所広司
実際の山本五十六(1884明治17~1943昭和18)
山本五十六は明治17年、新潟県の長岡に長岡藩士の六男として生まれ、日露戦争中の明治37年、海軍兵学校を卒業、日本海海戦に参加。その後、軍人として順調に出世、大正2年~5年に海軍大学校に在学し、大正8年から2年間アメリカのハーバード大学に留学する。米国の油田や自動車産業、飛行機産業に強い印象を受けている・・・。
と、経歴を簡単にピックアップしたが、彼がアメリカの状況を誰よりも熟知し、大国アメリカとの戦争になったら、日本の国力では勝てるはずもない、国を滅ぼさないためにも、ぜひともこの戦争は回避しなければならない・・・・というのが彼の本意だった。・・・・しかし結局、戦争への道に突き進んで行ってしまった日本。
そしていざ開戦となると、当然日本を守るために、連合艦隊司令長官として敢然と立ち向かって戦争を指揮し、そして敗戦の色濃くなる太平洋戦争半ば、戦場に散った山本五十六。
山本五十六の国葬 昭和18年5月
映画を観たあと、太平洋戦争の史実の上澄みをいろいろ掬ってみると、彼の立場、人となり、業績や判断への評価、死因、など様々な見方があることがわかる。映画『山本五十六』も当時の人々が実名で出てくるところが興味深いが、これはこれで1つの作品としてまとめた『山本五十六』、あまり映画を観ない私だが観て良かった・・!
C先生が、主人公の役所広司は勿論、脇役も全て良かった!と言い切っていたとおり、悲劇?に終わったので一層あとで皆を愛おしく感じる映画だった。
東映の『連合艦隊司令長官山本五十六』公式サイトは読み応えあります。
http://isoroku.jp/
ただし、富山でももう上映は終わってしまいました。(-_-;)













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