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zoom RSS ハーンが夢見た美の世界 〜富山八雲会公開セミナー・総会 

<<   作成日時 : 2018/07/07 00:11  

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6月24日(日)高志の国文学館にて平成30年度富山八雲会総会・公開セミナーが行われた。
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      総会前の役員会  会計・計画案などの打ち合わせ

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 総会にて 中尾哲雄氏が第4代目八雲会会長2期目に再選された
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中尾会長は若き日にヘルン文庫でハーンの文学・哲学を読み更けた富山県経済界のトップリーダー
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牧野弥一事務局長 が事業報告・計画案など説明 満場一致で議事は修了  一応私めは議長で(-_-;)   

そして2時より公開セミナー 富山大学名誉教授 丹羽洋介先生の講演
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フレスコ画「輪廻」〜 ラフカディオ・ハーンに捧ぐ  丹羽洋介・作 (富山大学中央図書館 2F)
富山大学の中央図書館の2階ロビーには、富山大学教育学部で絵画・芸術の教授でいらした丹羽洋介先生が、1990年に大学からの依頼で、ヘルン文庫のために制作された大きなフレスコ画が壁一面に飾られている。富山大学の前身である旧制富山高校の1923年(大正12年)開校を記念して設置されたヘルン文庫は現在は富山大学中央図書館5階にある。(フレスコ画とは絵画の技法の1つ。漆喰を壁に塗り、それの乾かないうちに水性の絵の具で直に絵を描く。)
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実際に中央図書館2階のロビーに掛けてある『輪廻』 八雲会を立ち上げた高成玲子富山国際大教授が12年前の八雲会行事でフレスコ画について説明をされている
高成先生はこの時から3年後にすい臓がんで63歳で急逝された・・。

制作した丹羽教授は製作者の言葉として当時、次の文を書かれている。
「題名の『輪廻』ですが、これは壁画の政策に取りかかる前はヘルンというと「耳なし芳一」や「怪談」しか知らなかった私にとって、彼に関わりのある文献を読んで最も印象付けられたヘルンのイメージをテーマにしたものです。ヘルンの思想、彼が目指したもの、そして結果としての彼の生涯は『輪廻』という一言に要約できるような気がしました。」

今回の公開セミナーは、丹羽洋介元教授が、このハーンの生涯を描いた『輪廻』とハーンの美の世界について講演をして下さることになった。
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   約50名の会員・一般参加者の前で講演される丹羽先生

丹羽先生のお話は、この壁画には直接関係なく、演題は「ヘルンが求めた二人のビーナス」
一人は天上のビーナス、ではもう一人のビーナスはだれ?どこに?という、広く自由な世界で話された。
ヘルンの定義は・・・古典主義 →ギリシャ →規範・・なのか、ロマン主義→束縛なし、自由、自信なのか、、
いやそうじゃない・・・などなど。ヘルンはカトリックになじめなかった・・・などなど。
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丹羽先生は面白く1時間半を話された。そのあと、丹羽先生がどんなお話をされるか見当がつかずあれこれ皆で悩んだシンポジウムが、机を八角形に(夢殿式に!)並べて全員参加で始まった。
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はじめ、欠席裁判で、私にシンポジウムの司会をするよう勝手に決められたが、そもそもこういう抽象的な本題は、そうでなくても人見知りのするワタシに、絶対、到底、無理です!!!!と強くお断りしたので適任の木下副会長がされたのだが、論客がおられるし、丹羽先生も質問を受けて臨機応変に対応され、40分ほどが無事successfullyに過ぎた。

そして、5時からは懇親会。30名の参加で、イタリア料理ベットラ・ダ・オチアイに代わって4月から入った文学館のレストラン仏料理「シェ・ヨシ」にて。
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    レストランベランダはそよ風で快適   ひらいさんとおおむらさん
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                 ご機嫌?なお二人
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         木下副会長の閉会の挨拶で楽しいひとときもお開き

そして今日は八雲会誌『へるん倶楽部』が発刊されました。
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     今回私が起こした原稿とヘルン倶楽部16号

昨年10月の公開セミナーでの、和歌山大学・江利川春雄教授の『英語教育におけるラフカディオ・ハーンと南日恒太郎』の講演をDVDを起こし再録する作業をしたが・・16号にはそれも載っている。この再録を通して、江利川先生にはメールで再度質問などさせて頂き、改めて江利川先生の偉大さを再認識というか、新発見したのだ。 今年も大きな新著を刊行し、英語教育は勿論、英語教育史を中心にしたその学問的な追究、活動に頭が下がります!
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           昨年講演の折りにヘルン文庫を見学される江利川先生

学生指導でも、また全国を駆け巡る講演でも精力的にしておられるのに、多忙な中、毎夜12時まで机に向かうとどこかに書いてらした。 さもありなん。そうでなければ著書はできないでしょう<m(__)m>
さらに、先生は政治的な思想も信念も、堂々はっきりとブログやFBで表明しておられる・・・そこが素晴らしい!

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